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フッ素塗布
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「フッ素」は聞いたことがある方が多いと思います。なぜフッ素を塗るのか、その働きを挙げます。
- 歯の質に直接作用して酸に溶けにくい(=むし歯になりにくい)歯にします。
- むし歯菌の出す酸により歯の表面からカルシウムが溶け出しはじめた箇所(=初期むし歯)の再石灰化を促進します。
- むし歯菌の活動を抑制する働きもあります。
フッ素は生えたばかりの歯に特によく取り込まれますので1歳半~中学生くらいまでは歯医者さんで塗ってもらうとよいでしょう。 おとなの方にも効果はありますので、フッ素配合のハミガキ剤を使用されるとよいです。
当院ではリンゴ味、アップルシナモン味、バブルガム味、レモン味などお好みに合わせてご用意しています。
シーラント
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乳歯、永久歯ともに奥歯の溝の部分はむし歯になりやすい部位のひとつです。 複雑な形をした溝には食べかすが残りやすく、また歯みがきをしても汚れがとりにくいことが原因です。
この溝の深い部分を埋めることで、形を単純化しむし歯を予防するのがシーラント処置です。 歯は削らず、溝の部分だけを埋めるのでかみ合わせも変わりません。 右の断面図を見ていただくとわかりやすいと思います。
主に生えたばかりの頃に行うのが効果的です。ただし、シーラントは歯の溝からむし歯を予防するには効果的ですが、すべてのむし歯を予防するものではありません。
日頃から歯磨きと定期的なチェックをおすすめします。